痔の日帰り手術(ジオン注射)

 

doctor-yubisashi当院では痔の手術(裂肛、脱肛、痔ろうなど)を入院せずに行います。
その後、通院で治療を続けます。
ジオン注射による日帰り手術を行っております。

ジオン注射(ALTA:有効成分の頭文字)

内痔核 脱肛に対して、痛みの感じない部分に注射をして症状を改善する治療(手術)です。

→ジオン注射による(ALTA)日帰り手術(治療)

肛門の外に脱出する内痔核にジオン注射をします。
痔核に流れ込む血液の量を減らし痔核を硬化させ、粘膜に癒着(ゆちゃく)させます。

固定された痔核は縮小し出血が止まり多くの場合、排便後も脱出しにくくなります。

痔核を切り取る外科手術に比べ、患者さんの負担が非常に少ないのです。
痛みの感じない部分に注射します。傷口からの出血、痛みはほとんどありません。

ji-before

痛みの感じない内痔核に注射する。(肛門をゆるめる為に麻酔をかけます)

ji-after

注射後、早い時期に痔核に流れこむ。血液量が少なくなり、出血も減り脱出もしにくくなります。

※副作用について

ジオン注射投与後、血圧低下、下腹部痛、吐き気、発熱などの症状があらわれる事があります。
※注射後は必ず、定期的に通院して下さい。

2016年6月10日